億越えGT-R Nissan GT-R50 by Italdesign TESTCAR 日産GT-R50 by イタルデザイン テストカー

50台限定生産 税別99万 € (約1億1,700~1億4,000万円)

Nissan G- R50 by Italdesign TESTCAR 50台限定生産
オプション装着車
ビジブルカーボンパック (¥5,800,960-)
油圧式可変式リアウイング (¥5,800,960-)

税別車両本体価格 990,000 € (1億4,530万5,600円)
Optional Equipment 25,000 €
Special Colour 35,000 €
Dedicated Livery (¥5,800,960-) 35,000 €
Carbon Package (¥5,800,960-) 35,000 €
Hydraulic Wing (¥5,800,960-)

GT-R50 byイタルデザインは、
日産自動車のGT-R生誕50周年 (1969~) にあたる、
2019年およびイタルデザイン創業50周年 (1968~) の2018年を記念して実現した、
日産自動車とイタルデザインの2社共同開発のプロジェクトです。

イタルデザインといえば、
ベルトーネやギアで名車を数多くデザインしたカーデザイン界の超大御所、
巨匠ジョルジェット・ジウジアーロが創業者したカロッツェリアです。
現在はフォルクスワーゲン傘下となりながらも、
ある程度の独立性を保って世界の自動車メーカーに対して、
ハイエンドカーのデザインコンサルティングを行っているようです。

GT-R50 byイタルデザインはイタルデザインのデザインと思われているようですが、
内外装のデザインは日産によるもので、
日産デザイン・ヨーロッパ (ロンドン) と日産デザイン・アメリカ (サンディエゴ) が協力して行い、
イタルデザインは生産メーカーとして開発、設計、製造を手掛けます。

このため、
搭載されるVR38DETTエンジンを、
日本国内の日産横浜工場で限られた熟練工「匠」により1基ごとに組み立てて、
ベース車のGT-R NISMO (2018年モデル) へ搭載し、
イタリア、トリノにあるイタルデザインの工場へ送り、完成後にイタリアで車体登録が行われ、
イタリアで車体番号が打ち直されて日本へ輸出されてくる形のイタリア製の輸入車となるため、
日本国内での輸入および販売を行う正規ディーラーは日産自動車ではなく、
VTホールディングス株式会社のグループ会社で英モーガンやロータス・カーズの市販車を輸入・販売するエスシーアイ株式会社が取り扱います。

こちらのイタリアのナンバープレートの付いた車両は剛性・耐久テストのためにサーキット走行で使用された2台あるテストカーのうちの1台で、 ボディ、リアウィング、カーボンパーツなどエクステリア各所のテストが行われました。

エクステリアデザインはカリフォルニアスタジオ所属のMarcus QunchMarcus Qunch氏のアイディアを採用したもので、
全高はチョップドルーフによる薄いキャビンによって54㎜低いルーフラインはシルエットからして異なります。
ボンネットフードは開閉式ではなくカウルごとラッチで固定された脱着式で二人で脱着します。
ルーフ後端中央にある縦のアクリル板はハイマウントストップランプです。

大型の油圧式可変式リアウイング (固定式、可変式の2種類があり可変式は¥5,800,960-のオプション) やフロントフェンダーの「サムライブレード」という名称のついたエアアウトレット、走行風をCピラー後端から採り入れてダクトから中空の細い丸型リング状テールランプから空気を抜くなど空力面のデザインが特徴的です。
インテリアは「トラック」「スタンダード」の2種類が選択できるようで、
センターコンソール、インストパネル、ドアトリムに、
カーボンファイバーとアルカンターラを使用しています。

ベースエンジンの3.8 (3,799cc) ℓ V6ツインターボ VR38DETTに、
レース参戦車両であるGT-R NISMO GT3 用のピストン、コンロッド、クランクシャフト、カム、大容量・大口径ツインターボチャージャーと大型インタークーラーを使用して専用チューニングが施され、
最高出力は +120ps となる720ps/7100rpm 最大トルクは +13.0kgmの79.5kgm/3600~5600rpm ベース車両 (GT-R NISMO) より120ps、13kgmの高出力化されています。

駆動方式:ミッドマウントフロントエンジン アテーサE-TS フルタイム4WD
全長:4,784 × 全幅:1,992 × 全高:1,316mm ホイールベース:2780mm
タイヤサイズ:フロント 255/35R21/リア 285/30R21 ミシュランパイロットスーパースポーツ
ミッション:強化デュアルクラッチシーケンシャル6速リアトランスアクスル ビルシュタイン製サスペンション ブレンボ製2ピースフローティングドリルドディスクブレーキ, モノブロックキャリパー (フロント6ピストン/リア4ピストン)
ステアリングは全車左ハンドル仕様のみの設定で右ハンドルの設定はないとのことです。

2017年4月にプロジェクトが決まり、
11月にデザインが決定、
プロトタイプ (リキッドキネティックグレイ / エナジェティックシグマゴールドの個体) が2018年6月に発表され、
翌7月11日にイギリスで開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でワールドプレミア、
8月1日にベルギーのスパ・フランコルシャンサーキット、
8月23日~26日に北米のロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオン ( ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカ) でデモランを披露しています。

日本国内においては、
2018年9月23日に代官山 T-SITEで展示され、
銀座「NISSAN CROSSING(ニッサン クロッシング)」にて展示 (10月15日~11月25日) 、 2019年12月8日(日)に富士スピードウェイで開催された、
第22回「NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2019」で、
ピットガレージ内の『ミュージアムゾーン』に展示された後、
2020年1月には東京オートサロンに出展されました。

なお、市販モデルについては2019年12月に予約開始となり、
2020年3月に開催されたジュネーブ国際モーターショーのイタルデザインブースに展示される予定でしたが、
新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) の感染拡大によりジュネーブショーが中止となったため、
5月20日にイタリアのサーキット「タツィオ・ヌヴォラーリ」でワールドプレミアされました。
世界へ納車が始まるのは2020年8月以降からとなり、
日本からもオーダー (15台ほど?) が入っています。
購入後のメンテナンスはGT-Rの特別教育を受けた“GT-Rマイスター”が配置された日産ハイパフォーマンスセンターで行われるそうです。

ニッサンブランドのグローバル発信拠点「NISSAN CROSSING(ニッサン クロッシング)」での期間限定2021年1月12日 (火) ~ 3月31日 (水) で展示されています。

ショールーム片隅には、
1/43と1/18の歴代GT-Rのミニカーがずらっと陳列されていて壮観でした。
1/18スケールのほうはイグニッションモデル?でしょうか?
1/43スケールはエブロ製などかと思われます。


【日産車の動画】 ~GT‐R~
NISSAN GT‐R 50th Anniversary (Bayside Blue) 日産 GTーR 湾岸ブルー https://www.youtube.com/watch?v=jeWE2E4jKJU
日産 スカイライン GTーR(1989年:BNR32型)NISSAN SKYLINE GT-R https://www.youtube.com/watch?v=0Jt7rMbjE90
日産 スカイライン ハードトップ(1972年:KPGC10 ) ハコスカ NISSAN SKYLINE “Hakosuka” https://www.youtube.com/watch?v=BKlP1pSc-v4

Nissan GT-R50 by Italdesign (Testcar) is exhibited in the Nissan flagship showroom, NISSAN CROSSING in Ginza Tokyo, Japan.
This is the 1 of 2 test car which is used in development to test the strength, endurance and durability of the chassis.
Hi guys! Don’t forget to like the video.
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https://www.youtube.com/channel/UCUBxuHb6mUoue-Jfb7JCNeQ/featured?sub_confirmation=1
This channel is about Car design and Miniature models Of Automobiles.
VR38DETT 3.8ℓ twin-turbo V6 engine installed larger turbochargers from the GT3 race car powered 710 horsepower.
Exterior design are managed by the Nissan design team in Europe and America (Nissan Design America, Inc. San Diego, CA).
Designer: Mr. Marcus Qunch (Nissan Design America) draws a key sketch.
Development and engineering work is designed by Italdesign.
This model is designed to celebrate the 50th anniversary of Nissan GT-R in 2019 and Italdesign in 2018.
Only 50 cars were made.
(Tax not included)
Price starts from 990,000 Euro (1億4,530万5,600円)
~ Optional Equipment ~
25,000 € Special Colour
35,000 € Dedicated Livery (¥5,800,960-)
35,000 € Carbon Package (¥5,800,960-)
35,000 € Hydraulic Wing (¥5,800,960-)
Length: 4,784 × Width: 1,992 x Height: 1,316mm
Wheelbase:2780mm
Power output 720ps/7100rpm (+120ps)
Torque 79.5kgm/3600~5600rpm (+13.0kgm)
【Exhibition period】from 2021 January 12 ~ March 31

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